For Individual Investors
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アディッシュは、デジタルエコノミー特化のカスタマーサクセスソリューション・プロバイダーです。
2つのサービスにわかれており、スタートアップが成長するにあたり発生する課題を解決する「グロース支援サービス」、スタートアップによるデジタルエコノミー(デジタル技術を基盤とした社会経済のあり方)に適応する上での課題を解決する「アダプション支援サービス」を提供しています。
スタートアップは急成長を目指している一方で、「顧客対応が追いつかない」「人材が不足している」「ノウハウがない」といった課題が生まれています。
アディッシュでは、急成長するスタートアップへカスタマーサクセスの設計コンサルティングやカスタマーサクセスの運用サービスを提供しています。
スタートアップが提供したサービスにより、企業や学校法人などにとって新たな課題となってしまうこともあります。例えばインターネットコミュニティが発展したことで、ネット炎上やネットいじめといった新たな課題が生まれました。このような新たな課題に適応し、解決するサービスも提供しています。
アディッシュのサービスは、継続的にサービスを提供するストック型のサービスです。2023年12月期において、ストック収益34億6,000万円(年)、ストック収益率は98.4%と高い水準となっています。
成長するスタートアップに注力し続けていることで、従来のソーシャルメディアやゲームといった顧客層以外に、FintechやMaaS、SaaSなどへ顧客層が拡大しています。
※Fintech・・・Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。金融サービスとIT技術を組み合わせた領域
※MaaS・・・「Mobility as a Service」の略称。地域住民や旅行者個人単位の移動ニーズに対応し、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービス
※SaaS・・・「Software as a Service」の略称。インターネットなどのネットワークを経由して、ソフトウェアやアプリを利用できるサービス形態
スタートアップは成長を目指しているため、成長に合わせてアップセルの機会だけでなく、成長により新たに生じる課題を解決するためにクロスセル提供の機会も増加します。スタートアップの課題に対応していくことでアップセルとクロスセルが増えていきます。
※アップセル=同じサービスの「量」が増えることによる月次収益の増加
※クロスセル=別の「種類」のサービスを利用してもらうことによる月次収益の増加
「ターゲット顧客層の拡大」および「アップセル・クロスセルによる1スタートアップ顧客からの売上収益の増加」の2軸により、アディッシュのストック型サービス売上向上につながっています。また政府による「スタートアップ育成5か年計画」が加速しています。このような市場の動きは、アディッシュのビジネスモデルの追い風にもなっており、2023年12月期の新規受注案件におけるスタートアップの割合は、約65%を占めています。