お知らせ
2020/12/17
サービスデザイン
matteレポート Vol.2 「誹謗中傷に隠された、歪んだ正義の実態」
テクノロジーやサービスの新領域で、戦略的カスタマーサポート、投稿・リスクモニタリング、ネットいじめ対策などソーシャルグッドな事業を展開するアディッシュ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 江戸 浩樹、証券コード:7093、以下 アディッシュ)は、インターネット上の誹謗中傷者の特徴について、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授 山口 真一氏にロングインタビューを実施したホワイトペーパーを、2020年12月17日に公開しました。
攻撃の根底にある「正義を振りかざす」行動やその心理構造を解き明かし、健全なネットコミュニティ社会を築くためのヒントを読み解きます。
2019年のインターネット利用者の割合(個人)は、2018年より10ポイント増加し、89.8%と全体の約9割に迫ります。またソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の利用動向も、2019年は昨年より9ポイント増加した69.0%という調査結果があります(*)。
対談の中で山口氏は、ネットやSNSの普及が、誹謗中傷を「見える化」し顕著になったと語っています。個人が自由に表現を伝えることができるようになった社会で、安心してコミュニケーションができるよう、ネット上のリスクをなくす対策を講じます。
*出典:総務省(2020)|令和元年通信利用動向調査ポイント
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授 山口 真一氏
インタビュアー:アディッシュ事業開発顧問 吉澤 和之
誹謗中傷者の特徴や中傷する心理に迫り、健全なネットコミュニティ社会を築くための対策、また情報社会におけるサイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)についてインタビューしました。
解説:matteプロダクトマネージャー 岩佐 晃輔
SNS等インターネット上への投稿前に内容再考を促すAI検知サービス「matte」の開発背景、サービス特徴、見込まれる効果など紹介しています。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
准教授 山口 真一 Shinichi Yamaguchi
1986年生まれ。博士(経済学・慶應義塾大学)。専門は計量経済学。研究分野は、ネットメディア論、情報経済論等。「あさイチ」「クローズアップ現代+」(NHK)や「日本経済新聞」をはじめとして、メディアにも多数出演・掲載。主な著作に『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社)、『なぜ、それは儲かるのか』(草思社)、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)等がある。他に、東京大学客員連携研究員、シエンプレ株式会社顧問、日本リスクコミュニケーション協会理事等を務める。
事業開発スペシャリスト 吉澤 和之 Kazuyuki Yoshizawa
フリーライターからキャリアを始め、創刊誌の初代編集長を務める。その後、広告代理店でクリエイティブディレクターを経験した後、外資系マーケティングオートメーション企業に転職。Business Architectとして新規事業・事業開発などを担当。その後独立し、各SaaS企業の事業コンサルティングを行う傍ら、ニューヨーク発のIT企業MovableInkの日本進出支援、 Repro株式会社にてCBDOを経験。台湾発AI×MarTechスタートアップ企業awoo Japan株式会社 執行役員 、アディッシュ株式会社 事業開発顧問(以上、現任)。
2007年より企業向け投稿モニタリング事業を開始、インターネット上で発生する様々な投稿リスクの対策・対応を提供。インターネットの発展に伴い個人でSNSを通した情報発信が増え、それに伴う課題が発生している昨今の状況を鑑み、2020年5月、芸能人やインフルエンサーなど個人向け「誹謗中傷対策サービス」の提供を開始しました。同年9月には、SNS上でのユーザー間トラブルの減少やユーザーリテラシーの向上が期待できる、投稿前に内容再考を促すAI検知サービス「matte」の提供をスタート。
【報道関係者お問い合わせ先】
コーポレートコミュニケーション 白髭
Tel:03-5759-0334(代表) Mail:info@adish.co.jp お問い合わせフォーム
【サービスに関するお問い合わせ先】
サービスデザイン本部 システムプロダクト部 岩佐
Tel:03-5759-0334(代表)お問い合わせフォーム
※記載されているサービス・商品名、会社名は各社の商標および登録商標です
※本リリース情報は、2020年12月17日時点の情報です