国土交通省の「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」に選定された沖縄全域における 観光型MaaS（沖縄MaaS）実証実験のカスタマーサポートをアディッシュプラスが担当

アディッシュ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役 江戸 浩樹、証券コード：7093）の子会社であるカスタマーリレーション事業を展開するアディッシュプラス株式会社（本社：沖縄県那覇市、代表取締役 石川琢磨、以下アディッシュプラス）は、国土交通省の「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」に選定された沖縄全域における観光型MaaS（以下沖縄MaaS）実証実験のカスタマーサポートを担当します。

沖縄MaaSとは、沖縄県全域のモノレール、路線バス、オンデマンドバス、船舶等の交通手段と商業／観光施設など交通分野以外との連携、更に他MaaSアプリなど幅広い連携をAPI／データのオープン化により実現する観光型MaaS（沖縄MaaS）を提供します。この取組により沖縄県における交通、観光の課題を解決し、来年度以降の継続稼働や地域住民展開を見据え、有用性の検証を行います。

対象エリア：沖縄全域

沖縄県では全国と比較して公共交通分担率が低く、その向上が必要になっており、原因となっている観光に関する交通課題に対し、沖縄MaaSでの解決を目指します。たとえば、バスの輸送人員が大幅に減少しており、地域の足としてのバス網の維持が困難になっている課題に対しては、モノレールやカーシェア連携などによるバスの利便性向上を目指します。また２次交通の多くは現金利用が殆どであり、行先や系統が分かりづらいという課題には、シームレスな情報提供や事前キャッシュレス決済によるチケットの販売を行うなどの対応をしていきます。

連携乗車券の電子チケットの購入時やルート検索時など、サービス毎および連携サービス全体に関するお問合せ窓口を一括で請負、かつナレッジ管理をおこないます。これにより、利用者の利便性向上や今後のサービス展開における改善点の管理が可能になり、沖縄本島、離島の様々な交通手段と交通以外のサービス連携、他のプラットフォームとの連携による沖縄全域でのMaaSの実現に貢献します。

アディッシュプラスは電話、メール、チャット、SNS等の各種カスタマーサポートおよびBPOサービスを展開、MaaS向けサポートをいち早くメニュー化し、ナレッジの蓄積を進めています。

MaaS向けサポートサービスは発展途上であり、モビリティの種類、地域によってニーズが大きく異なるため、迅速にカスタマイズをおこない、仮説検証を重ねていくことが重要です。アディッシュプラスではシェアリングエコノミーサービス、経路検索サービスなどで培ったサポートノウハウとあわせて、MaaS関連事業者の負担軽減、およびサービスの価値向上を支援します。

各地で実施されているMaaSサービスおよび実証実験に参画するとともに、24時間サポート、多言語サービス、MaaSにおけるBPOサービスメニューの拡充をはかっていきます。