プレスリリース
2021/04/13
コーポレート
テクノロジーやサービスの新領域で、戦略的カスタマーサポート、投稿・リスクモニタリング、ネットいじめ対策などソーシャルグッドな事業を展開するアディッシュ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 江戸 浩樹、証券コード:7093、以下 アディッシュ)は、ベンチャー企業における意思決定層のジェンダーギャップに取り組むことを目的とした「スポンサーシップ・コミュニティ」を、取締役 杉之原 明子が代表発起人として設立しました。
2021年3月に世界経済フォーラムが公表した「Global Gender Gap Report 2021」によると、日本の「ジェンダーギャップ指数」総合スコアは156カ国中120位と低水準に位置しており、さらに、国内において2020年までに社会の指導的地位に占める女性の割合を30%にするとした目標が、2020年代の可能な限り早期へと先送りされています。
指導的地位に占める女性の比率が30%に至っていないことについて、大企業においては、社会的要請からその議論と取り組みは活発化していますが、ベンチャー企業においてもこれらの動きを後押しするために、ベンチャー企業における意思決定層のジェンダーギャップ解消に取り組むことを目的とした「スポンサーシップ・コミュニティ」を設立しました。
キャリアにおけるスポンサーシップとは、対象者が持つ潜在能力を本人に認識させて解き放ち、人脈をつなぎ、機会を提供することで引き上げていく関係性のことを指します。意思決定層のジェンダーギャップを生んでいる現組織の構造に対して、スポンサーシップをキーワードに社内外においてアクションを促進することで、ベンチャー企業におけるダイバーシティ&インクルージョン経営を後押しすることを目指します。
スポンサーシップ・コミュニティは、ベンチャー企業における意思決定層のジェンダーギャップをテーマに、趣旨に賛同する有志で運営する団体です。
「意思決定層のジェンダーギャップ」に関して取り組もうとする経営層が参加するコミュニティを運営します。本日時点で16名の発起人及び賛同人が参加し、始動予定です。
コミュニティに参画しているメンバーが協働して、「意思決定層のジェンダーギャップ」をテーマに、経営層へのアプローチとして企業代表者との情報交換、従業員への働きかけとしてキャリアプログラムの提供(2021年5月からテスト実施予定)などを行うことで、社内外のつながりを活かしたアクションを通じて、各社における課題意識の醸成や取り組み実施の後押しをします。
本コミュニティの活動及び参加企業の取り組み例を積極的に情報発信していくことで、ベンチャー企業における意思決定層のジェンダーギャップに関する情報が集まる場となることを目指します。
本コミュニティは、次の6名の発起人によって運営されます。
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氏 名 |
会社名 |
コーポレートサイト |
代表 |
杉之原 明子 |
アディッシュ株式会社 |
https://www.adish.co.jp/ |
代表 |
和田 郁未 |
Talknote株式会社 |
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発起人 |
小林 睦 |
株式会社デジタルアイデンティティ |
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発起人 |
太田 可奈 |
株式会社スピードリンクジャパン |
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発起人 |
平塚 ひかる |
株式会社Cheer |
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発起人 |
榎本 佳代 |
株式会社コマースOneホールディングス |
本コミュニティの趣旨に思いをもつ意思決定層とつながり、ともに議論や実験をしていけるよう、賛同人の輪を広げていく予定です。
氏 名 |
会社名・役職名 |
コーポレートサイト |
青木 想 |
株式会社Surpass 取締役COO |
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石原 沙代子 |
株式会社ABCash Technologies |
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上田 祐司 |
株式会社ガイアックス |
https://www.gaiax.co.jp/ |
金澤 大輔 |
株式会社デジタルホールディングス |
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金子 歩美 |
スローガン株式会社 |
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佐藤 有紀 |
創・佐藤法律事務所 |
https://innovationlaw.jp/ |
田中 美帆 |
株式会社Legaseed |
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垂水 隆幸 |
ZaPASS JAPAN株式会社 |
https://zapass.co/ |
原田 葉子 |
株式会社リアルワールド 執行役員 |
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細川 初江 |
株式会社WizWe 取締役 |
【発起人】
アディッシュ株式会社 取締役 杉之原明子
この領域は、会社においても議論が成熟しておらず、課題提起がされてはいつの間にか議論が途絶えてしまうことを繰り返してきたように思います。社内だけで取り組もうとすると、まだ言語化されていない様々な価値観を前にして折れてしまう。社外の動きと連動して自社が動いていく部分も大きいのではないかと考えています。
社外の皆さまとも協同してアクションすることで、意思決定層の多様化までの道のり、それを事業活動にどう実装していけるかに、中期的に向き合っていく拠り所となる場をつくれたらと考えています。
Talknote株式会社 取締役 和田郁未
私自身、これまで仕事をしてきた中で女性であることを不利に感じることがほぼ無く、ジェンダーギャップがあるという認識がありませんでした。ただ、周りを見渡せば、一緒に入社した同期は男女比が同じでも、マネジャーになる段階で女性が減り、さらに経営層になるとかなり減るという現実は確かにあります。
意思決定をする立場になってみると、ジェンダーを意識して人事や採用を進めることの難しさは日々感じています。そんな矛盾を抱える立場として、ジェンダーについて考える機会を作ることに意義と面白さを感じています。
【応援者】
Digital Entertainment Asset Pte.Ltd. CEO 椎名 茂
女性の活用にとどまらず、国籍や人種なども含めたダイバーシティを積極的に推進することが、これからの日本企業がイノベーションを生むために重要なことです。日本は、「ジェンダーギャップ指数」が120位と、世界において低い位置にありますが、ここからの多様性との向き合い方によっては、逆に伸びしろがあり、持続的な発展の可能性があると捉えることもできるのではないでしょうか。
ベンチャー企業の中で、意思決定層におけるダイバーシティの課題に取り組むスポンサーシップ・コミュニティを応援しています。
Webサイト:https://sponsorship.team
ミッション「つながりを常によろこびに」のもと、インターネットやソーシャルメディアなどの情報の領域で発生する課題を解決し、コミュニケーション社会が健全で心地よい”居場所”となるような社会の実現を目指します。スタートアップ成長支援をはじめとする戦略的カスタマーサポート、投稿・リスクモニタリングや、ネットいじめ対策、チャットボットの開発運営、国内外のSNS運用代行事業を展開。Forbes Japanが主催する日本最大規模の女性アワード『JAPAN WOMEN AWARD 2016』企業部門総合ランキング第4位に入賞(300名未満の部)、『ウーマンエンパワー賛同企業アワード』2018年度特別賞、2020年度大賞(従業員1000名未満の部)を受賞。
【報道関係者お問い合わせ先】
コーポレートコミュニケーション 白髭
Tel:03-5759-0334(代表) Mail:info@adish.co.jp お問い合わせフォーム
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※本リリース情報は、2021年4月13日時点の情報です