プレスリリース
2021/05/18
キャリアプログラム
コーポレート
スポンサーシップ・コミュニティ
複数社のベンチャー企業が協同することにより多様なキャリア視点を
アディッシュ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 江戸 浩樹、証券コード:7093、以下 アディッシュ)の取締役 杉之原明子が代表発起人を務めるスポンサーシップ・コミュニティは、ベンチャー企業8社の従業員を対象にした「スポンサーシップ・キャリアプログラム」を合同で開催します。
本プログラムは、2021年4月13日に発足したベンチャー企業における意思決定層のジェンダーギャップに取り組む「スポンサーシップ・コミュニティ」によって提供され、ベンチャー企業8社が参加します。
本プログラムの講座開発および講師は、垂水隆幸氏(ZaPASS JAPAN株式会社CHRO)が担当します。
2021年3月に世界経済フォーラムが公表した「Global Gender Gap Report 2021」によると、日本の「ジェンダーギャップ指数」総合スコアは156カ国中120位と低水準に位置しており、さらに、国内において2020年までに社会の指導的地位に占める女性の割合を30%にするとした目標が、2020年代の可能な限り早期へと先送りされています。
指導的地位に占める女性の比率が30%に至っていないことについて、その状況をつくりだしている現組織の構造にアプローチするためには、経営層、管理職、従業員、それぞれに働きかけていく必要があります。
組織で働く一人ひとりに焦点をあてたアプローチとして、「スポンサーシップ・キャリアプログラム」の提供を開始します。
働く一人ひとりが、自分自身の価値観と向き合い、自分らしいキャリアの選択肢を持つ、場合によっては、周囲の関係者を巻き込みながら自らつくっていく、主体的なキャリア形成の土台をつくることを目的としています。また、複数社が合同で開催することで、所属組織がおかれている状況に捉われずに発想できる場づくりを目指します。
本プログラムの前半は、参加者同士との交流を交えながら、キャリア形成にまつわる理論を学んできます。後半は、ゲストを交えたパネルディスカッション形式で、各回で扱うテーマやキャリアに対する考え方に触れます。
ベンチャー企業は、創業年数や会社人数規模によって、年代や性別といった観点で従業員の属性が偏っていたり、多様なキャリアモデルが確立されていない、あるいは表現されていないことが多くあります。女性においては、ライフイベントとキャリアが切っても切り離せない関係にあり、見えない不安を抱えやすい傾向があります。男性においても、これまでの働き方やキャリアに対する考え方が多様化されようとしています。
自社だけで多様なキャリアモデルを提示しようとするのではなく、複数社が共同してプログラムを企画運営することで、「自社にはまだ事例がないけれど、スポンサーシップ・キャリアプログラムにはある」という世界観を目指しています。
期間 |
2021年5月~2021年10月(全6回) |
開催形式 |
オンライン |
プログラムの狙い |
私たち一人ひとりが自身の価値観と向き合い、自分らしいキャリアの選択肢を持つ。場合によっては、まわりの関係者を巻き込みながら自らつくっていく。主体的なキャリア形成の土台をつくることを目的に、自分を知り、理論を学び、所属組織を越えたつながりを持つためのプログラムです。 |
キーワード |
キャリア発展モデル、仕事と感情、成人発達理論、性格特性、動機 |
監修および |
垂水隆幸氏 ベンチャー企業向けの戦略・組織コンサルティング、事業開発支援を手掛ける傍ら、プロコーチとして企業トップ、上場企業の役員、起業家を中心にエグゼクティブコーチングを提供。コーチング.com株式会社 代表取締役、ZaPASS JAPAN 株式会社 CHRO 、株式会社ROXX 非常勤CHROを兼務。 |
登壇予定 |
江戸浩樹 |アディッシュ株式会社 代表取締役 |
運営 |
杉之原明子|アディッシュ株式会社 取締役 |
アディッシュグループ
コマースOneホールディングスグループ
株式会社スピードリンクジャパン
株式会社Cheer
株式会社デジタルアイデンティティ
デジタルホールディングスグループ
Talknote株式会社
特定非営利活動法人みんなのコード
スポンサーシップ・コミュニティは、ベンチャー企業における意思決定層のジェンダーギャップをテーマに、趣旨に賛同する有志で運営する団体です。現組織の構造に対して、社内外におけるアクションを促進することで、ベンチャー企業におけるダイバーシティ&インクルージョン経営を後押しすることを目指しています。
自分の価値観と調和した自分らしいキャリアの選択肢を持つことは、人の生きがいを高めます。のみならず、人の潜在能力を開花させる、組織の創造性を高めます。意思決定層のジェンダーギャップに取り組むことは、個々の生きがいを高めるのみならず、組織の発展の決定的要因になると私は信じています。
このスポンサーシップ・キャリアプログラムは、上記の志を同じくする6社の人・組織の発展に貢献することで、個々の”自分らしさ”が組織を発展させるという進化のモデルを世に問うていきます。
社会に新しい価値を提供していこうとするスタートアップが、同質性の高いチームでの事業立ち上げ期から、経営層の多様化に取り組む段階へと目線を移していくことは、事業活動を通じて、社会をさらに良くしていける価値の源泉となると信じています。
ANRIも、ベンチャーキャピタルとして、投資方針に女性起業家への投資比率のポジティブ・アクションを設定するなど、スタートアップにおける構造の歪みや機会の公平性に取り組もうとしています。スタートアップ経営において、意思決定層の多様化に取り組むスポンサーシップ・コミュニティを応援しています。
また、こういった変化していく時代背景の中で、働く私たち一人ひとりがどのように自身のキャリアそして、人生に向き合っていくか。スポンサーシップ・キャリアプログラムに参加された皆さんがどのような内面的な変化をされるのか、楽しみにしています。
【報道関係者お問い合わせ先】
コーポレートコミュニケーション 白髭
Tel:03-5759-0334(代表) Mail:info@adish.co.jp お問い合わせフォーム
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※本リリース情報は2021年5月18日時点の情報です