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2022/09/29
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ニュースリリース
公立私立学校の教職員・自治体関係者・保護者向け研修会
アディッシュは、公立私立学校の教職員・自治体関係者、保護者向けに「第二弾!元刑事さんに学ぶ、中高生がネット事件の被害者にも加害者にもならないための心構え」と題したオンライン研修会を、2022年11月4日(金)に開催します。
生徒がインターネット上で何気なく行った投稿により、事件の被害者や加害者にならないための心構えについて、アディッシュの事業連携先(※1)である一般社団法人日本刑事技術協会の理事 森 雅人氏を迎えて開催します。2021年に学校関係者を対象に第一弾を開催、「元刑事の知見は学びになった」「研修後すぐに生徒・保護者向け学校だよりを通してネット利用に関する注意喚起をした」などの声がありました。
第二弾では、学校関係者をはじめ保護者にも対象を広げ、家庭でも子どもと話し合えるようなコンテンツで開催します。
GIGAスクール構想で生徒1人1台端末が整備されたことにより、インターネットやICT端末が児童生徒にとってより身近なものとなっています。こうした状況の中、主にSNSを通じて、子どもたちが事件の被害に遭うだけでなく加害者になることもあります。警察庁の統計によると、2021年(令和3年)のSNSをきっかけとした略取誘拐事犯の被害児童数は86人、これは2019年(令和元年)の46人から1.87倍となっています(※2)。一方、オレオレ詐欺などの特殊詐欺により検挙・補導された少年(※3)は、2021年(令和3年)12月末時点で130人。前年同期比14人増加し、こうした特殊詐欺で少年が占める割合は17.7%と、少年の関与が大きな社会問題となっており、SNSを通じて詐欺犯罪に関わりを持ち加害行為に及んだという事例もあります(※4)。
そこで今回、中高生がネット事件の被害者にも加害者にもならないための心構えについて、学校関係者や保護者を対象に研修会を開催します。
(※1)参考:アディッシュプレスリリース | 「アディッシュ、刑事の知見・経験を民間に提供する日本刑事技術協会と事業連携」 | 2022年9月15日
(※2)出所:警察庁生活安全局少年課 |「令和3年における少年非行、児童虐待及び子供の性被害の状況」| 令和4年3月
(※3)少年とは20歳に満たない者をいいます(男女の別は問いません)(※4)より出所
(※4)出所:警視庁 |「あなたの街の少年犯罪」| 2022年3月17日更新
開催日時:2022年11月4日(金)16:00~17:00
開催形式:オンライン(Zoom)
参加費 :無料
対象者 :公立私立学校の教職員、自治体関係者、保護者
主催 :アディッシュ株式会社
【内容】(予定)
申し込みURL
申し込み締切日:2022年10月31日(月)
【備考】
森 雅人
一般社団法人日本刑事技術協会理事
元千葉県警 警部補。サイバー犯罪、経済犯罪等を扱う生活安全部門の刑事を約15年担当。特にサイバー分野での警察では解決できないトラブルの多さや法整備の遅れに疑問を感じ、実践的な企業のリスク対策を行う民間企業に転職。同社にて、サイバー犯罪捜査の知見を活かして、採用候補者のSNSを追跡調査して将来のリスクを可視化する「ネットの履歴書」を開発するなど、企業向け危機管理のプロフェッショナルとして活躍している。
渡邊 いずみ
アディッシュ株式会社 スクールガーディアン事業部
国際NGO職員として、東日本大震災で被災した子どもや貧困状態にあった子どものサポートや学習支援、福島県の通信制高校での教員を経て、アディッシュに入社。入社後は、私学の小中高を中心にスクールガーディアン事業の営業、研修会の企画立案、ネットリテラシー講演の講師などを担当。