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代表・江戸Talk
代表 江戸Talk
2020/05/13 江戸Talk
連休中に読んだ本の中から1冊を紹介しようと思います。
危機と人類(上) | ジャレド・ダイアモンド, 小川 敏子, 川上 純子 |本 という本で、
著者は、人類の歴史を動かしてきたものについて書いた「銃・病原菌・鉄」という本も出している方です。
「危機と人類」は、個人に危機があった時に心理学的にどのように乗り越えるかということを、国家に適用して考えてみようという内容でして、世界の事例から日本の事例まで載っていて、今、こういう状況なので世界的にも売れているのかな、と思われる本です。
国家も会社も同じかなと思いながら読み進めていたのですが、個人が危機を乗り越える時に12個のプロセスがあるようで、その中で興味深かったのは、
一番最初にやることの
「自分達が危機に陥っていることを認めること」。
次に
「行動を起こすのは自分であるという責任を考えること」。
途中で公正な自己評価をしよう、過去の実体験、成功体験などいくつか出てくるのですが、
自分達の状況を認めることや、現実を直視することは個人的に大事だなと思うことがありました。
ただ受け入れまでに時間がかかるようで、それを認めはじめていけば以後、割と物事が早く進むという例が書いてありました。
この瞬間に限定するわけではないのですが、社会的にも、日本、世界全体にそういう状況だと思うので、その中で自分達の現状や立ち位置を見ていって欲しいなと思いました。
今日から連休も終わって新たに始まりますが、引き続きよろしくお願いします。