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代表・江戸Talk


[江戸トーク] 記憶の片隅にあることには意味がある

代表 江戸Talk

2021/04/04 江戸Talk

就職活動をしていた時期に出会った、”コイツすごいな”という人がいて。
特に仲良くなったりはしなかったんですが、その人とは、たまたま就職活動中に何回か会うことがありました。
こういう人がどこの会社にいくんだろうと思っていましたが、その人が就職した会社がインクスという会社だったんですね。

インクスさんは、3Dプリンターの先駆けのような会社で、社会人になって、特に関わったこともないんですが、なぜかずっと僕はこの会社を忘れなかった。

 

インクスさんはリーマンショックのあおりを受け解散になったらしいのですが、最近ふとインクスさんを思い出して検索してみたら「創設社長によるその後、どう乗り越えたか」のブログを見つけました。

そこには、会社設立の経緯から撤退の話まで書かれていたのですが、読み進めていくと、創業者の方が、その娘さんから「今日うれしかったことを3つ書いてみて」と言われてノートに書き続けた「ザ・ミーニング・ノート」という話が載っているんです。

チャンスが次につながる確率が格段に上がってくる話ということで、具体的にはこのように書いてありました。

 

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今日起きた「出来事」の中から、自分が「チャンス」だと感じたことを3つ選ぶ。

出来事とは、人に会ったことだけでなく、見たモノ、聞いたことなど、五感で認識した全てのことである。
チャンスとして書くことで、3つは、長い固有名詞を持った「特別な出来事」になる。

次に、自分はこの出来事を、なぜチャンスと感じたのか、その出来事の「意味づけ」(自分自身の認識)を考えることが大切だそうだ。

「ミーニング・ノート」とは、「意味づけ」の意味である。』(※)

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すごくいい話だと思いました。

僕は関わったこともないのに、なんで十数年前から忘れなかったかというと、この話をここで読むことに意味があったんじゃないかな、とも思いました。


いつものトークと違う趣旨ですが、内容もみなさんの参考になるかと思い、ご紹介しました。
みなさんも悩みがあると思いますので、ここに書いてあることをちょっとやってみてもいいのかなと思いました。
僕もやってみようと思います。

 

(※)出典:【民事再生】山田眞次郎(インクス創設者)| 2019年11月2日