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代表・江戸Talk
代表 江戸Talk
2022/01/11 江戸Talk
アディッシュでは、ビジョンラボラトリーという企業理念浸透委員会があり、社内で実施した「ミッション・ビジョン浸透調査2021」の結果が発表されました。前回は2019年に調査を実施して、2年ぶりの社内調査です。
いくつかの設問結果について、改めて伝えたいなと思います。
まず、「自分はミッション・ビジョンが組織になぜ必要かを理解している」の設問に、
「思う」が前回74%、これはこれで悪くはない数字だと思いますが、今回「思う」と回答した方が93%でした。
一方、「思わない」は前回26%、今回7%という結果でした。
「思う」の回答はポジティブだと捉えているんですけど、これを見ると、アディッシュという会社にいる人は、9割以上がなぜミッション・ビジョンが必要かを理解しているということだと思っています。
これは、まあまあすごいことではないかなと思います。
他には、「これまでミッション・ビジョンに照らして議論した、あるいは判断したことがある」には、前回は約60%の人がネガティブな「ない」と回答していましたが、今回は、過半数の人が「ある」と回答していました。
これも、結構すごいことだなと思いました。
よりいいなと感じたことが、「自分たちの活動がビジョンの実現につながっていると感じたことがある」には、「ある」の回答が、前回の50%未満から約70%に増えていました。
今回2/3以上ですし、前回の過半数未満という割合から比べると、結構すごいことなんじゃないかなと思います。
僕は他社の状況をよく知っているわけではないですけど、中途入社の方や他の方の話を聞いていると、”以前の会社のミッション・ビジョンは知りません”という人が半数以上いたり、自分たちの活動がビジョンの実現につながっているの回答が2割だった、というのを聞いたりします。
世の中には、全体で9割という、さらにすごい会社もあるかもしれませんが、僕が耳にした色々な人の話を総合すると、今回の結果はよいデータではないかなと思います。
僕自身は、ミッションやビジョンなどで企業の存在意義を定義しないのは、存在意義がないことと同じだと思うので、結果として今回の調査結果はよかったなと思っています。
一方で、「アディッシュのミッション・ビジョンのフレーズを知っているか」の設問で、ミッション・ビジョンのフレーズを知らない人がそれぞれ約10%ほどいることには、かなりびっくりしています。
アディッシュのコーポレートサイトにも掲げていて、僕は毎月、新たに入社した人に向けてミッション・ビジョンの研修をずっとやっています。
それなのに、知らない人がいる。
これは、自分たちの存在意義を知らずに存在していることだと思っていて、そんな悲しいことはないんじゃないかなと思って。これは課題であり、逆に本当?と信じたくない気分ですが、、今後も知ってもらえるように活動を続けていこうと思います。
なぜ会社を作ったか?
なぜこの事業を作ったか?
そもそもなぜここにいるんだっけ?
ということが大事だと思っていて、これが今回、総合的によい結果として表れたことはよかったなと思います。
データなので見えていない点もあるかもしれませんが、結果に対する私の捉え方をお話ししました。
※ミッション・ビジョン浸透調査は社員・契約社員を対象に実施